2021年はコロナ禍によって生活様式が随分と変化した1年でしたが、
そんな中、新たに取り組んだのが「飲食店」や「食品製造業」むけのHACCP(ハサップ)対応整理収納サービスです。
HACCPとは、2020年6月に義務化された、食品衛生管理の手法です。
HACCPとはわかりやすく言うと、食品を製造するうえで、食中毒や異物混入の原因になるであろう
リスクを予想して、衛生的な環境を保てるような整理収納作業をし、
材料の受け入れから加工・出荷に至る全ての工程で毎日しっかりチェックをしていきましょう、ということです。
(かなりかみ砕きました)
2020年7月に、改善整理コンサルタント資格を取得し
2021年6月から、食品加工場のHACCP対応の整理収納サービスをお手伝いしてきました。
調理器具の数や種類、置き場所を決めること、
ルール作りと見える化、
汚染防止対策など、やろうと思ったけど見て見ぬふりをしてきた部分を
ひとつひとつ改善していきました。
シンクのスポンジやブラシは、「何を何個どこに置くか」まで決めてラベルを貼りました。
その結果、何となく置いておいた使わないモノを破棄して、使うモノだけがが残りました。
買い替えのルールも決めたら良いですね。
目的がはっきりしない棚は、使用目的や収納物をはっきり決める必要があります。
置き場所が決まっていないと、適当に戻してしまうので、いつも散らかった状態になります。
空いているスペースがあるとついついちょい置きしたくなるので、
気を付けないとモノが増える原因になったりします。
ただなんとなく置き場所を決めるわけでなありません。
作業工程や動線、衛生面から考えなければなりません。
例えば、食材の受け入れ口近くで調理をすると、異物混入の恐れがありますね、
清潔な区域と清潔でない区域をわけて整理収納する必要があるんです。
そのように、片づけ前の衛生計画から整理収納に関わらせて頂くのが
私たち改善整理コンサルタントのお仕事です。
HACCPはすべての飲食店・食品製造業者が対象ですが、
決して大掛かりな作業ではなく、しっかり衛生管理ができていれば難しくはありません。
制度があってもなくても、食中毒を起こさないために対策することは、
食べものを扱う事業者の責任だと思います。
とは言え、「何から始めたら良いかわからない。」方はたくさんいらっしゃると思います。
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